アイアンの適正飛距離について

  1. ゴルフ コラム

どーも、こんにちわ。ゴルギメ編集部のゴルキチです!

ゴルフを始めたばかりの仲間に「7番でどれくらい飛ぶようになったら適正な距離を打てているって事になりますか?」って質問を受けました。

今回はアイアンの適正飛距離についてお話したいと思っています。

結論から言うと、現在は番手における適正飛距離の基準がないと私は思っています。

私がゴルフをはじめた10年くらい前、7番の基準は“150ヤード”といった基準がありました。これは当時のゴルフクラブがだいたい同じロフト角設定で販売されていたことが影響していると思います。近年、ゴルフクラブの進化によって、いわゆる「ストロングロフト」と呼ばれる飛び系アイアンであったり(例えば9番だけど従来の7番のロフト角設定になっているもの)、従来のロフト角設定であっても「反発係数が高い」飛距離が出易いアイアンなんかが発売されていて、同じ“7番”でもクラブによって飛距離は大きく異なります。

これを聞いた方は「そしたら飛ぶクラブを選んだ方がいいじゃん」って思う方も沢山いらっしゃると思います。確かにゴルフにおいて飛距離は明確な強みと言えます。また7番で150ヤード飛ばすよりも9番で150ヤード飛ばせる方が、クラブ自体の長さが短い分、スイートスポットに当て易く、左右の狙いのブレも小さい可能性は高いと言えるかもしれません。

ただ安易に買い替えるのは注意が必要です。

例えば私はアイアンを6~PWまで、その下は50°、54°、58°のウェッジを入れています。私の場合PWのロフトが46°だからこそ、その下が50°でちょうど良いロフト角ですが、ストログロフトのアイアンの場合はPWのロフト角が37°という事も珍しくありません。

(このロフト角37°のPW の7番アイアンのロフト角はなんと25°と相当立っており、私のアイアンでいうと5番アイアン相当のロフト角となります)

つまり2番手分の飛距離が出る設定になっているという事は、下の番手に2番手分の溝ができてしまうという事を意味しますので、例えば今まで110ヤードをPWで打っていた人は9番とPWのロフト角のクラブがないと110ヤードを何で打つか、どう打つか迷ってしまう事になります。

もちろんPWのクウォータースイングなど振り幅でコントロールする事が可能な場合もありますが、フルスイングに比べると緩みが出易かったり軸がブレ易くなったりしてスイングが不安定になりやすいので技術力が必要になってきます。

そういう意味ではゴルフを始めたばかりの方は違和感なく使えると思うのでオススメです!また、ウッドやユーティリティーが苦手だけどアイアンが得意という方は、飛距離を簡単に伸ばす事ができるので、初めは違和感があるかもしれませんが試してみるのもいいかもしれません。(その場合はウッドやユーティリティーを抜いてしまい、ウェッジを増やす事をオススメします!)

稀に昔ながらのゴルファーから、「そんな補助輪ついたクラブを使っていると・・・」とか「飛び系を使っているからズルい」とか言う人もいたりします。ただ全く気にされる必要はありません!なぜなら、ゴルフにおいて飛距離は確かに1つの大きな武器ではありますが、飛距離だけでは良いスコアはでません!(逆に7番で150ヤード飛ばせなくても100を切る人は沢山いると思います。)

それぞれに良い所・悪い所がある様に、ゴルフのスタイルも様々ですよね!

もし、飛距離が気になっている方は飛び系アイアンを是非お試しください!

今日もオツゴルでした!

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